自己防衛・・・・・

わたげ

2012年12月21日 08:15



今日は冬至ですね。
一年でもっとも日が短い日。
そして明日から米粒ひとつ分くらいづつ日が長くなって行く。
春が少しづつ近づいて行くのですね。

どこもかしこもクリスマスイルミネーションできらびやかですね。
この眩しいほどの光に苦しんでいる方もおられると思います。
私もその一人です。
考えてみると、娘の時はとても盛大にというか楽しんでクリスマスをしていました。
本当に楽しかったし、喜びでした。
でも、娘を失ってから、行事などに関する認識が変わりました。

2人目の息子を授かりました。
息子の写真は極端に少ないです。ほとんどないくらい。
保育園の卒園のアルバム作成の時に気がつきました。
そう考えてみると、息子とのクリスマスはとても質素にやっているなあと気がつきました。
娘の時は、毎年クリスマスには写真を撮ってたのに・・・・・

喜びや楽しさが大きい分、失った時の悲しみが深いことを悲しいけれど学んでしまったせいかもしれません。
一種の自己防衛?でしょうか?
息子には本当に申し訳ないなあと思っています。
確かに娘がなくなったあとの膨大な娘の写真を部屋の奥の方にしまい込んでました。
思い出がたくさんありすぎて、みるのも辛かった時期もありましたね。


息子も中学三年生。
微妙な年齢ですが、気持ちを話せる年になりました。

先日息子のある友人が初めて家に遊びに来たときのことです。
「きょうだいは?」と聞かれたそうです。
「ねえちゃん」と答えて、仏間の娘の写真のところにそのお友達を連れてきていました。
会ったこともない姉を息子なりに感じてくれていることを嬉しく思いました。
後に、息子にその時のことを聞いたら
「別に〜、聞かれたから、答えただけ・・・・」とボソっと言ってました。

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