たんぽぽの会の歩み
C 澤田直見
12月に入り、ぐっと冷え込み
一昨日から雪が降りました。
これから寒い冬がやってくる信州です。
たんぽぽの会は、いろいろなことでお子さんを亡くされたご家族と共に歩んできました。
2001年6月に発足して、丸12年が過ぎました。
その間多くの方々と出会いました。
お子さんを亡くしたご家族だけでなく、支援してくれている方がたにも出会いました。
今、こうして続けられているのはその方々のおかげだと思って、
感謝しております。
発足後、何年間は誰も来ない日もありました。
もう10年くらい前になるでしょうか。
一人のお母さんが、以前掲載された新聞に記事を握りしめて
この会に来てくださいました。
「いつか、来ようと思ってましたが、ようやく来ることができました。」
このお母さんの出会いを通して、不定期にやっていてはダメだと思いました。
何があっても、3ヶ月に一回、同じ時に行わなければいけない。
今回来れなくても、次回には行けるかもしてないと思っている方のために。
安心して涙を流すことができる場所、何を言っても許され、受け止めてくれる人がいること。
今もその思いは変わっていませんし、これからも変わることはないと思います。
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