いのちを問う ~再び~

わたげ

2013年03月02日 13:23


三月になりました。
おとといから少し春が近いことを感じさせる容器になりました。
再度、ご案内です。

まもなく東日本大震災から2年。
日々の生活がこうして無事に送れていることに感謝しています。
しかし、まだまだ被災地ではあの時のまま時間が止まっている方も多くおられることと思います。
多くの子どもたちや先生方が犠牲になった大川小学校でのあの日の出来事。
本当に何があったのでしょうか。
子どもを亡くした親として、私の推測に過ぎないかもしれませんが
真実が語られない限り、残されたものは次の一歩を歩みだすことはできないように思います。
東北からは遠く離れた九州の地での企画です。
グリーフケアに携わるものとして、それ以上に人間として
真摯にこの事実に向き合っていくことが必要かと思っています。
ともに歩みだすことができるために。

                  たんぽぽの会 山下恵子




以下が企画のご案内です。


東日本大震災後の家族・支援者とおもいを共有し
いのちを問う
宮城県石巻市立大川小学校で起きたこと

 もうすぐ2年目が廻ってくる東日本大震災。
その中でも生徒74名、教師10名が流されて亡くなった石巻市立大川小学校の出来事は私たちの記憶に残っている衝撃的な出来事です。多くの子どもたちの死に対して私たちは無知であることを知らなければなりません。
お子様を亡くされたご家族の悲しみは今も心のすべてを占めています。
同時に、なぜこのような悲劇が起こってしまったのか事実確認、検証さえ十分にできていないのが現実です。
ご家族が切実に問うているのは亡くなった「いのち」にどう向き合い、受け止め、そこからどのような新しい歩みを始めるかです。
 私たちは、彼らの歩みに心から共感し、ともに歩んで下さる方がひとりでも現れることを望んでいます。
震災後から設立し、東北のグリーフケアに対する支援を行っている基金『折り鶴ネットワーク』の責任で、初めて九州で、お子様を亡くされたご家族のおもい、行政や教育委員会との話し合いで、起こったこと。経過と事実、
今の切実なおもいと今後の支援への具体的なメッセージをお聞きする機会を設けました。
お招きしたのはお子様を亡くされたご家族と震災直後から『ここねっと緊急こどもサポートチーム』を立ち上げ、
今も支え続けておられる佐藤秀明先生です。
一人でも多くの個人が、ご出席下さることを心から望み、皆様をお招きいたします。

             折り鶴ネットワーク代表 武田康男

日時  2013年3月16日(土) 
        13時から16時(受付 12時45分から)

会場  小倉医療センター鴎ホール  駐車場あり
      北九州市小倉南区春ヶ丘10-1

内容  Ⅰ ご家族の思いを聴く 
     Ⅱ 報告  佐藤秀明先生  
               代表

参加申し込み 
     メールにて takeday@khc.biglobe.ne.jp(武田アドレス)まで。
     お名前、ご住所
緊急連絡先を銘記の上3月13日までにお申し込み下さい。
     (申し込みの返事はご容赦下さい。
             当日、会場でお待ちします。)

資料代 500円

主催  基金『折り鶴ネットワーク』事務局 
      〒802-0803 
        北九州市小倉南区重住1-4-13 武田康男方

問い合わせ 武田までメールで




・・・・・・・春を待つ信州より、心を合わせて

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