2012年01月22日

第42回 たんぽぽの会のお知らせ




寒中お見舞い申し上げます。



第42回 子どもを亡くした親の会「たんぽぽの会」を下記のとおり行います。

    日時:2月11日(土)  10:00 ~ 12:00
    場所:松本市市民活動サポートセンター
         松本市大手3-8-13 松本市役所大手事務所2F
           0263-88-2988   アクセスhttp://www.support-center.jp/top_touroku/map.html
    問い合わせ先: 松本市笹賀3118 松本短期大学看護学科内 山下
              0263-58-4850(研究室直通)


             
あっという間に秋を通り越して寒中になってしまいました。
ずっと更新ができずにおりました。ごめんなさい。

一昨日からの雪で自宅周辺は真っ白な雪景色です。
「冬来たりなば、春遠からじ」ということわざがあります。
今は来る春をじっと待っている時です。
人生も多くの困難を伴います。
子どもを亡くすという体験も人生の中では本当に辛い困難かと思います。
長い冬はずっと続くわけではなく、いずれは春が訪れます。
その繰り返しが人生なのかもしれません。

昨年は春になろうとしていた東北に地震が襲い、
多くの方々が亡くなり今だ行方のわからない方々も多く降ります。
春になると信じていたのに一気に厳寒の冬に逆戻りした感じがしました。
深い無力感に苛まれました。
私の感じた無力感も少しずつ少しづつ雪がとけだしてゆくように
自分が今できることやり続けることを考えられるようになってきています。
まもなく訪れる春を待ちながら
たんぽぽの会の皆さんの思いの中から小さいかもしれないですが
お一人お一人の春を見つけることができればと思っています。

写真は、松川村のちひろ美術館のちひろの椅子です。
今は冬季閉館ですが、時々この場所を訪れて
椅子の前に広がる景色を眺めつつ
自分の未来も考えています。
このブログを見た方も一緒に腰掛けて
ご自分の前に広がる未来を想像していただき
歩んで行っていただければと思います。

この一面の雪の下には多くの草花が来る春を待ち
しっかりと地面に向かって根を張っています。
信州の春はもう少し先ですが、
じっくりと「人生の生き方」を考えたいと思います。



  
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Posted by わたげ at 13:45Comments(6)