2012年02月11日
それぞれのグリーフ、それぞれの想い
2月11日8:58の松本城 雪景色
松本市市民活動サポートセンターでたんぽぽの会を開きました。
一部の情報誌に私の手違いで事故でお子さんを亡くされた方の会と出してしまい、
大変申し訳ないことをいたしました。
毎回ご参加くださっている方、久しぶりにお顔を出してくださった方ありがとうございました。
それぞれの中にある亡くなった子どもへの想い、
何年か経ってようやく気がつくことができたごご主人やご家族の想い・・・・・・
毎年訪れる命日やお誕生日、季節ごとの行事など
そのたびごとに湧き出す心のそこにある悲しみなどが語られました。
同じように子どもを亡くしていても一人として同じグリーフはなく
それぞれの口から語られるひとつ一つの語りがその人のグリーフです。
その場にいるものだけが、受け止められるグリーフであり、
受け止めてもらえると思えるからこそ語られるグリーフなのだと思いました。
お一人お一人の語りを大切にしていきたいと思っています。
亡くした子どもを慈しみ愛したように、
愛し続けているように
参加されたお一人お一人を皆さんが心の底から湧き出る愛をもって
受け止めくれていると感じました。
暖かい気持ちになって終わることができました。
ありがとうございました。
今朝の松本城は雪に覆われて、雪もちらつくお天気でしたが
会が終わるときにはすっかり青空になっていました。
冬の柔らかな日差しがお城の雪を融貸してくれたのでしょう。
私は今日の会で自分の胸の中に積もっていた雪を
皆様に融かしていただいた気がしました。
次回は桜も散った新緑の五月の連休明けの第二土曜日です。
陽ざしも暖かくなっていることでしょう。
Posted by わたげ at 17:11│Comments(0)