2012年02月23日
安全な場所
2011年10月7日 のびすく仙台(仙台市子育てふれいプラザ)にて
いままでの寒さから一転、今朝はとてもあたたかな朝です。
震災からまもなく1年が経とうとしていますね。
離れていても、あの日のことを思うと胸が痛み
心がざわざわします。
今もなお行方不明の方々がおられる中、
東北の方々はどのような想いで過ごされているのでしょうか。
病気で亡くなるとわかっていて子どもを亡くしてもう17年も経とうとしているのに
未だに心が揺れるのですから、私の思いでは到底かはかることができない
悲しみや苦しみの中におられるのだと思います。
昨年の10月に仙台市の仙台市子育てプラザのびすく仙台にお邪魔しました。
そのときにホールの壁にかかっていた切り絵です。
「安全な場所」というタイトルがついていました。
「安全な場所」・・・・・・
お母さんのお腹の中は暖かくて、おかあさんの鼓動が聞こえ
お外の声や音も聴こえ、暖かいお水の中に浮いて
本当に安心できる場所かもしれないですね。
お母さんのお腹の中だけでなく
家庭も、地域も、社会も・・・・
日本中のどこも安全で安心できる場所になるといいなあと思います。
自分の身の置きどころがない、心が休まる場所が
物理的にも精神的にもないということは
本当に辛く苦しいことだと思います。
私たちのような自助グループも当事者にとってみると
安心して心が開ける「安全な場所」なのかもしれません。
そんな場所をこれからも守って行きたいと思います。
Posted by わたげ at 09:30│Comments(0)