2017年04月24日
ここにともにいる

喪失の只中にいる方々とともにその場にいること。
その方の想いをありのままに受け止めること。
ありのままに・・・
なかなか難しい。
自分と比べてしまったり、
私はどうだったかな〜とあの時に戻ったり
それも含めて、ありのままに受け止めたいと思いました。
これって、特別なことではなく、
仕事の中でもあるかもしれません。
受け止めたらどう受け止めたか
きちんと表現して
自分の言葉で返したい。
晴天の暖かな陽気の中の
暖かな会
自分も含めて大事にしたい人たち
その場に集った人たちと
また、ゆっくりゆっくり
あゆみ始めたいと思いました。
ここでも、星が見えました。
ひときわ光りを放つ星が
大切なひとの放つ光かもしれませ

ん
2017年03月06日
歳月

たんぽぽの会を始めたのは、
娘を亡くして6年目でした。
2001年6月。
時くすりという言葉があります。
悲しみには時間が必要です。
しかし、自分は違いました。
時が経つとどんどん自分の中に悲しみが溜まっていく。
どんどん辛くなるんです。
何もなかったかのように過ぎていく日常。
余計に暗い闇に引き込まれる感じがしました。
大切な人を亡くした人は
こんな思いをしている人は
もしかしたら同じ思いをしているのではと思いました。
こんな思いを誰かにわかってもらいたい、こんな思いを安心して話せる場が欲しいと思いました。
あれから16年。
東北の地を訪れて、
改めてたんぽぽの会を始めたときのことを思い出しました。
原点に戻れました。
そして信州の自然を改めて思い出しました。

2017年02月18日
自分の足で歩み始める

今までの暖かさが何処へやら。
今日は昨日の雨が夜半から雪になり、うっすら雪景色。
大切な人を亡くした哀しみは、いつまでも心の中に残ります。
様々なイベントの季節になるとよりその哀しみが心の中から押し出されて来るような気がします。
何かを信じていきることとは、現実を諦めて受け入れることではなくて、現実を自分の足で歩み始めるのこととかかれていました。
たんぽぽの会は、哀しみを分かち合いながらそれぞれが自分の歩みを始めるきっかけになっているように思います。
たとえ歩みを始めて、も行きつ戻りつはいつものこと。
突然足がすくんだり、さらに引き戻されたりしますね。
歩みを始めたことがだいじなのかもしれません。
勇気を持って、ともに歩めればと思います。
2017年02月10日
心に響く

「過去の苦しみが後になって楽しく思い出せるように、人の心には仕掛けがしてあるようです。」星野富弘
渦中にいる時には、本当に苦しく周りも見えなくなります。
でも、誰かに支えられて何とか、一歩の歩みを始めた時、今まで見えなかったものに気づくことがあります。
それは、暗闇でしか見えない、ほのかな弱々しいともしびのようなものかもしれません。
明るい時には、気づくことすらありませんね。
暗闇だからこそ見えるもの、見つけられるもの、見つけられたものが必ずあると思います。
澄みきった寒中の夜空に瞬く星を見つけることができますように
2017年01月20日
一週間が過ぎました

第4回のたんぽぽの会から一週間。
時はながれ続けています。
過去を振り返ることも大事な作業だと思います。
あの時、あの場面。
鮮やかに蘇り、辛くなることもあります。
いつの間にか、たとえそこに戻ったとしても、勇気を持ってその時の自分を客観的に見ることができ、また歩んでこれるようになりました。
二十数年間その繰り返し。
再び会える日を信じて、生き切ろうと思います。
降り続くたくさんの雪は全てを覆ってくれます。
心も真っ白にしてくれます。

寒いけど大事な季節です。
2017年01月14日
死産流産新生児死で赤ちゃんを亡くされたご家族のたんぽぽの会

本日は午後一時間半から
松本短期大学でたんぽぽの会です。
天候も最大の寒波到来とのこと、
安曇野も雪が降り続いています。
交通事情もありますので
会場は開いておりますが、
無理はなさらないようにしてください。
またお越しになるかたは
お気をつけてお越しください。
2016年12月31日
置かれた場所で咲きなさい
「置かれた場所で咲きなさい」の著者の渡辺和子さんが亡くなりました。
お父様、お母様の元へ行かれ、今頃は親子水入らずで過ごしていることと思います。
聖路加国際病院のチャペルでの講演会にも参加させていただいたこともあります。
あのとき聴いた「雨の日には雨の中を・・・」相田みつをさんの言葉ですが
このタイトルの講演会でした。
人生は晴れの日ばかりではありません。
雨の日も風の日もあります。
雨の日には雨の中を風の日には風の中を
ただひたすらそこにとどまり歩み続ける。
その中からみえてくるもの、この中だから感じ取れるものたくさんあると思います。
避けようとしても避けられないことは
ありのままに受け止める勇気を持って
受け止めてその場に身を置いて生きてみるのもいいと思いました。
与えられた環境の中でとりあえず精一杯生きて行こうと思います。
ご冥福をお祈りいたします。

2016年12月31日
一年が終わります

まもなく2016年も終わりますね。
1年間ありがとうございました。
1月の会から始まり、11月の会、12月の下関の集いで締めくくりでした。
4月には山梨でぬくもりの会が始まり二回の会を終えました。こちらも様々な問い合わせに山梨の担当の方が力を尽くしてくださいました。
ありがとうございました。
来年も1月の会から始まります。
地味にコツコツと続けて行こうかと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2016年12月10日
自分に向き合うとき

パックリあいた心の中には、傷み、哀しみ、怒り、後悔、光、希望・・・・沢山の想いが詰まっています。
いつどんな想いが顔を出すかわかりません。時々自分でもコントロールできなくなります。
時々顔を出す想いにありのまま受け止めて生きていけるようになれたらと思いながら、明日をむかえようと思います。
2016年11月23日
寒くなりました

アルプスも雪化粧し、明日は雪とか。
タイヤも履き替えて準備万端。
昨日の地震、ドキドキしてしまいました。
今日は京都に向かっています。
久しぶりにお会いできる方々もいらっしゃいます。
娘の看取りは本当にあれで良かったのかと、あの時の光景が思い出されます。
今更どうしようもありませんが、これからどう生き、最後まで生ききるかを考えていきます。
人生何が起こるかわかりません。
今を大事に生きていきたいものです。
京都に向かう新幹線にて
2016年10月20日
にじゅういちねんめに

あの日の天気もどうだったのか思い出せない。
晴れていたのか、曇りだったのか。
雨は降っていなかったと思う。
その日がいつか来るとは覚悟していたけど
現実になるとやはり動揺した。
娘は幸せだったんだろうか。
3年1ヶ月。
精一杯生ききれたのだろうか。
でも、きっとこの世での使命を終えたから
天に召されたのだろう。
頭では理解できても
まだまだ納得しきれないこともある。
毎年毎年そんなことを思いながら
この日を迎えている。
娘に会える日もそう遠くなくなってきた。
その日まではやはり精一杯生きようかなと思う。
2016年09月24日
今年も、また

市民活動フェスタでブース出しています。
今年で何回目の参加かわからないけど。
ここに立ち寄る方々は何かしらの想いを抱えているようです。
気持ちを聴いてくれて良かったと言って帰られた方は10数年前にある会でお会いしたことのある方でした。
2016年09月04日
24回目のお誕生日に

『お誕生日おめでとう!』
この言葉を直接伝えることができたのは
三回でした。
その後は、写真に向かって21回。
21回目が今日です。
保育園にもいけず、学校にもいけず、
成人式も・・・・:
『もう一度抱きしめたい』温かな身体を
そして
家族みんなで
『24歳、お誕生日おめでとう!』
とお祝いをしたい。
そんな思いのかな、
あがたの森にて
たんぽぽの会のブース展示しています。
10000に近くの方々の来場があるなか、
もしかしたら
こんな想いを抱えているかたもいるのでは
と思いながら、身をおいています。
亡くなった時と同じ年子ども連れをみるのは
はっきりいってつらいです。
今こうして親子一緒にでかけられたり
食事ができていることが
どんなに幸せな時なのかを
立ち止まって感じてもらえたら
そんなふうに思ってくれる方が
ひとりでもいてくれることを願って
今日もブースに居続けます。
2016年07月23日
夏の日に

暑い日が続いております。
それでも朝晩は、涼しい信州安曇野です。
時々メッセージやコメントを頂きます。
同じ思いでいる方がいるだけで救われます。
来月13日はたんぽぽの会です。
松本市市民活動サポートセンターで10時から開いています。
お盆ですが、ご都合のつく方はおこしください。
2016年06月26日
パラパラパラパラ あめのおと

パラパラパラパラ・・・・・
むすめをおぶって
傘さして
お外にでる
パラパラパラパラ・・・・
むすめが大好きなおとでした。
雨の日の楽しみ
パラパラパラパラ・・・・
2016年05月05日
こどものひ

こどもの日がやってきました。
我が家の安曇野の道路は信号のたびに
渋滞しています。
アルプスでは遭難が相次ぎ、
高速道路では事故
交差点には車が突っ込み
熊本では行方不明の方が見つかっておりません。
東北は五年過ぎましたが
ご家族の元に帰れない方々も未だにいます。

こどもの日は、こどもを想う日。
改めて、今、目の前にあるいのちに感謝し
お空にいるこどもたちのことを想います。
今夜は満天の星空に出逢えることを信じて。
2016年05月01日
いのちのねっこ

昨日の会で
今まで一緒にグリーフに取り組んできた
友人たちの話を聴きました。
口腔ケアもグリーフケアも
看護も教育も
向き合っているのは
いのちです。
お一人おひとりと
そしてそのご家族といのちを
自分のいのちも一緒において
歩んでいく。
自分の歩みをまた確認できました。