2017年03月06日
歳月

たんぽぽの会を始めたのは、
娘を亡くして6年目でした。
2001年6月。
時くすりという言葉があります。
悲しみには時間が必要です。
しかし、自分は違いました。
時が経つとどんどん自分の中に悲しみが溜まっていく。
どんどん辛くなるんです。
何もなかったかのように過ぎていく日常。
余計に暗い闇に引き込まれる感じがしました。
大切な人を亡くした人は
こんな思いをしている人は
もしかしたら同じ思いをしているのではと思いました。
こんな思いを誰かにわかってもらいたい、こんな思いを安心して話せる場が欲しいと思いました。
あれから16年。
東北の地を訪れて、
改めてたんぽぽの会を始めたときのことを思い出しました。
原点に戻れました。
そして信州の自然を改めて思い出しました。

Posted by わたげ at 06:00│Comments(0)
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