2023年04月18日
はやい春

この桜はもうありません。
ひっそりとしっかりと生きている
私に力を与えてくれた桜でした
私の心にしっかりととどめて
信州も春が駆け足でやってきました。
桜はすでに散って、
今は八重桜です。
真夜中に見つけたTwitterから
深いところで
人生を生きている
私はまだまだですが・・・・
別れは
いつもつらい だが
出会わなければ 別れもない
別れは出会ったという
確かな証し
別れはいつも
悲しみを伴う
ただそれは
何かを愛したという
確かな証し
人はそうした
証しのもたらす
かすかな光をたよりに
目には見えない道を 足をひきずりながら
ひとりふたたび 歩き始める
若松英輔
人知れず涙する誰かに
届きますように・・・・
2022年10月17日
天使の記録展20221016

仙台のWithゆうさん主催の天使の記録展に参加。
赤ちゃんや病気の子どもたちの記録です。
Withゆうさんは20年目
久しぶりの東北でした。
今年こそ3月にも来れたらいいなあ。
・・・・と思いながら
東北を後にしました。

2022年05月09日
こどもの日と母の日

ゴールデンウィークも終わり
こどもの日に母の日も過ぎて
ようやく気持ちがちょっとだけ楽になる
今年のゴールデンウィークは自宅前の道路は朝から渋滞
当たり前の日常がどんなに大切な時間なのかということを考えさせられちゃうなぁ
水鏡に映るアルプスは
少し風が吹くと
その姿は波たちはっきりとしない
まさに揺れ動く私の心のよう
どっしりとそびえたつ山々は
季節によって
その趣は変化するけど
変わらないものがある
気持ちがザワザワするときは
静かに見ていたい
水鏡はこの季節だけしか
見ることができない風景

2022年04月23日
もうすぐゴールデンウィーク

この季節が来ると思い出す人たち。
春の暖かな風、
花々が咲き乱れ華やいだ季節の訪れです。
思い出すのは
突然さよならをしなければならなかった
子どもたちや哀しい別れをしたご家族の方々のこと。
しばらく会ってないなぁ
お顔を見てお話していないなぁ
・・・・とおもいを馳せていると
不思議とメールが来たりして・・・
子どもたちが私たちのことを見ていて
何かしらのサインを送ってくれているのかな
久しぶりにゆっくり歩いて
お花たちやお山を見て
ふと思いました。
雉が鳴いていました

2022年03月27日
春の嵐

昨日は夜からの突風に始まり、
朝からは雨も降り始め暴風雨になりました。
東京などでは桜が見頃とか。
安曇野は水仙や福寿草など黄色いお花たち
山ではザゼンソウや水芭蕉などが雪の合間から咲き始めたという便りも
暖かな日が続けばだんだん桜も膨らみ始めることでしょう。
楽しみに待つことにします
大切なひととお別れをしたときの揺れる気持ち
色んな感情があり、
その時々で予想もできないようなことに
どうしていいか戸惑ってしまいます。
どんな気持ちもその時の大事なもの
揺れるままありのままを受け入れる勇気を持つことができれば・・・・
ひとりでは無理な時もありますね。
ちょっとだけ心に余白をつくり
身近なところで小さな春を
見つけるのもいいかもしれません。
道端で
アスファルトの隙間で
枯葉の下で
小枝の先で
自分しか気づけない
小さないのちたちに出逢えるかも・・÷

2022年03月14日
三寒四温

しばらくぶりの更新です。
コロナ禍でなかなか思うように
お話会もできないでいましたが、
11月に開くことができました。
10人ほどに参加いただきました。
久しぶりに県外からもお越しいただきました。
私はというと、
会の直前にコンビニの車止めにつますぎ、
顔面から・・・・・
おでこにたんこぶ、
膝はズボンが破けるくらいに
すごい状態での会で
皆様には大変ご心配をおかけしました。
1ヶ月余りでようやく治りました。
1月には死産流産新生児死でお子さんを亡くされた方の会を安曇野市で予定していましたが、
コロナが不透明となり、やむなく中止しました。
2月の会も同様に中止しました。
会場だけは借りたままにしていましたので、
時間内はずっとおりました。
ここ2、3日暖かい陽ざしに包まれています。
突風も吹いたりしますが、
水仙が芽を出し、
福寿草も咲き始めました。
三寒四温、
暑さ寒さも彼岸まで
そんな日が来ているようです。
季節により気持ちも不安定になることも
あるかと思います。
こんなに暖かくなってきたのに
気持ちはまだまだ冬という方も
おられるかもしれませんね。
どうか無理なさらず、
今この時の気持ちを大切にされて
お過ごしください。
今この時はどんな状態であっても
大切なこの時だと思います。
もし、何か聴いてもらいたいことなどあれば、
オーナーにメッセージを送るから
ご連絡ください。
2019年04月29日
あなたはただあなたでいれば、それでいい

塩尻市で行われた「Tree of Life 人生の樹を描きあなたの物語(ナラティブ)を紡ぐ」に参加してきました。
この言葉をなぜか思い出しました。
「あなたはただあなたでいればそれでいい」
軽井沢高原教会
あなたが産声をあげた時、
ただ泣くことしかできなくとも、
何も持っていなくとも、
存在そのままで価値がありました。
なのに人はいつからか、
誰かと比べたり、誰かを羨んだり、
満たされない何かを感じ始めます。
毎朝鏡の前で、ありのままの自分と
向き合っているのに、
気づけば人の物差しで
自分をはかってしまう。
あなたの価値は、あなた自身。
産声をあげたあの時から変わらずに、
ずっと輝き続けています。
だから素直に自分の強さも、弱さも、
受け入れてみてください。
ありのままでいられるところに
本当の幸せはあるのです。

2018年12月14日
冬到来!

ようやく本格的な冬の到来でしょうか。
アルプスに雪があるとなぜかホッとします。
冬には冬の景色がありますね。
大切な方とのお別れ。
逝くひとの思い、遺されたひとの思い。
今年はそんなことを改めて考えた年でした。
あれから二十数年。
今年もあと少しで終わりです。
また会える日が確実に近づいています。
2018年10月13日
かぜのでんわ

命日が近づくと
ざわざわ・・・・
この絵本に悲しみを
少し担ってもらいながら。
そして
「僕らの手には何もないけど」のこひつじさんの動画をYouTubeで見ながら。
静かに
やり過ごしていきます。
23年。
私が娘を産んだ年に、
亡き娘も近づきつつあります。
なんだか
複雑な気持ち。

2017年11月26日
わかちあうとき

第11回東アジアグリーフの集いが先週終わりました。
とあるお店の前に
干してあった写真の大根はそれぞれ違う形。
同じものはひとつもありません。
震災から6年7ヶ月。
震災前からの繋がりがこのような形に繋がるとは思ってもみませんでした。
帰りは寒く吹雪の中を帰ってきました。
こうして東北のみなさまとともに
わかちあうときを持てたことに
感謝しています。
会場は鹿折地区。
今年の4月にできた
会場の二階からは復興住宅になっていました。
参加された方々の様々おもいに触れて、
また、私のこれからの歩みも考えて行く機会になりました。
今までの集いもこれからの集いも
私の今までの歩みを見つめ
これからの歩みを
見つめるときになっています。
安心できる人と場所。
たんぽぽの会も一緒です。

2017年07月16日
自分の弱さを見つめて

自然の中に身を置くと、
自分の小ささがわかります。
数年前まで、
強く生きなければと思って生きてました
でも、そうではなく
自分の弱さを認め
受け止めて歩むと
今まで見えてなかったことも
見えてきたり
生きるのが楽になりました
自分の人生は自分しか生きることができません
娘の死から問われたものは
生でした
生きるのが
少し楽になりました

2017年07月09日
年に一度

七夕が過ぎましたね。
年に一度でもいいから
会えたらいいなぁ〜
今年も行ってきました。
毎年この時期の東北です。
七夕みたいですが。
私の願いごとの短冊には
「ふたたび会えるその日まで、
素敵な人生をおくれますように☆ミ」

11月に気仙沼でグリーフの集いがあります。
またみなさんにお会いできることを楽しみに準備していきたいと思います。
2017年07月03日
生きる

行く川の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず
時は流れ続け、
止めることはできません。
今この時に感じたことは
次には違う想いになっていることがあります。
今この時に感じたことを
書き留めておくことは、
私の人生に足跡を遺して
行くことだと思っています。
あとどのくらい生きることが
できるか分かりませんが、
一日一日を大切に
生きていきたいですね。

2017年06月12日
ありのまま

季節が移り変わりつつあります。
みどりが深くなって来た安曇野です。
それぞれ抱えている想いは異なります。
同じ風景を見てもそれぞれことなってみえたり、
あるいは思い出と重なって暖かな気持ちになる人、
悲しい気持ちになる人もいると思います。
ありのままに感じる気持ちを大事にしてほしいと思います。
その時に感じる想いは、時が経つと変わることもあるでしょうし、
変わらないこともあるでしょう。
それでいいと思います。
ありのままの自分と向き合い、感じる時を大切にしてください。
先日娘が好きだった絵本「こんとあき」のこんが我が家にやって来ました。
こんをみると娘のあの時の情景が浮かびます。
「だいじじょうぶ、だいじょうぶ」
可愛らしい声で読んでいました。
かなしいと思いより、今は懐しく
あの時の声に、ことばに励まされています。
