2012年12月01日
第6回東アジアグリーフケアセミナー 下関 終了

先週の土日、下関で行われた第6回東アジアグリーフケアセミナーに参加してきました。
『男性のグリーフ』がテーマで、オーストラリアからグリーフカウンセラーなど多くのお仕事や研究をされている
Suzette Misrachさんの講演、いのちのメッセージ、宿泊ミーティングと濃厚な日々でした。
あまり多くを語らないし、感情を出すことを許されないような教えをされてきた男性にとって
感情を表室したり想いを語ることは非常に難しいことかも知れません。
また、職場や家庭での役割、社会でのしがらみなどなどがいっそう困難にしている状況がありますね。
女性でも男性的な方もいるでしょうし、男性でも女性的な方もいると思います。
たぶんお一人お一人異なるのでしょう。
怖いのは男性だから女性だからと決め付けてかかわってしまうことなのではないかと思います。
目の前にいる方が女性だろうが男性だろうがどんな悲しみを抱えそれをどうご自分の中においているのか
やはりその方とのかかわりの中でこちらがありのままの姿を受け止めてかかわっていくことなのだと思いました。
このかかわりには時間と忍耐がいるかもしれません、そしてかかわった以上はその責任も生まれると思います。
私はそんな覚悟が必要なのだと思いました。
無責任なかかわりは返って相手を傷つけ傷を深くすると思います。
少しグリーフを学習したからといってできるものでもないと思っています。
12年弱たんぽぽの会をやってきてようやく少し自信がもてました。
自分のやってきたことかかわりは間違いではなかったと。
これからも見失うことなく驕ることなく生きていきたいと思います。
Posted by わたげ at 07:45│Comments(0)
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