2015年05月24日
いのちの重さ

ある時はありしすさびのうとかりき
なくてぞひとはこいしかりける
死別によって初めて知った人一人のもつ全重量。
人一人はいのちの衡をもって量れるとき、
いかに絶大なる重さをもつものであることか。
娘のいのちの重みは、
入院中のおぶい紐に刻み込まれています。
すり切れた紐をみると、
肩にかかっていた重みがいのちそのものであったのだとわかりました。
失ってみてわかることが、まだまだたくさんあるようです。
これからの人生の道のりの中で見つけて行ければと思います。

Posted by わたげ at 19:35│Comments(0)
│つぶやき